このあいだの東京滞在の締めくくりは、帝国劇場での「THE MUSICAL CONCERT AT IMPERIAL THEATER」でした。
劇場での舞台やコンサートが疫病の流行で軒並み中止・チケット払い戻しとなり、涙をのんだこの数ヶ月。。
役者さん、舞台関係者さん、ミュージカルファンすべてが待っていたコンサートだったと思います。
オーケストラの生演奏も、歌い踊るきらびやかで美しい人たちも、劇場という空間もひさしぶりで、本当に心が踊りました✨✨
コンサートを通じて「この素晴らしいエンターテイメントを、(形は変わるかもしれないけれど、それでも)絶やさず魅せつづける」という決意のようなものを感じ、じーんとしてしまいました。
役者さんたちはすべての舞台に全身全霊で向かっていると思いますが、幕が上がらないこの数カ月を経た今回のコンサートでは、彼らからことさら歌う喜びが伝わってきたし、観客席にも「この時を待っていた!」という空気が充満していました。

新生活様式に対応するため席は1席ずつ間を空けての上演で、コンサート終了後は人が出口に殺到しないよう、誘導があったエリアから順番に粛々と席を立ちます。
(1席ずつ空いているので目の前に人の頭がなく、かなり快適でした…♡快適だけれど、財政的には厳しいでしょうね、、チケット代もこれから倍になったりするのかしら。。)
手を取り合うことはもちろんないけれど、久しぶりに生でミュージカルの世界に触れた喜びを知らないお客さんたちとも分かち合ったような気が勝手にしていました。
やっぱり舞台は、明日を生きる力をくれます。
どうかこの灯が消えませんようにと、心から思います。ミス・サイゴン、マリーアントワネット、レミゼラブル、エリザベートなどなど、私の好きなおなじみの演目の楽曲を生で聴けて、細胞から潤うような時間でした。
あ〜〜早くミュージカルも観たーい!!