ELEGANCE

昔の技術を纏う、典雅な柄の夏着物

こちら、和子ちゃん(祖母)からもらった単衣の着物です。


嵐山に鮎を食べに行ったりなど、この夏のちょっとしたお出かけを彩ってくれました。


着付けができない私でも着られるよう仕立て直してもらったのですが、
⁡お直しに出す時「まあ、いまどき珍しい古典的な柄!」と着物屋さんに驚かれたこのお着物。

(初心者の私には、どんなものが古典的なのかそもそも分かりませんでしたが)


でも、祖母が若い時のものなので半世紀ほど経っているかもしれません。


橋や家屋、花や草木に水辺の風景…と物語の一場面を思わせるこの典雅な柄は、「茶屋辻文様」というのだと後日着物雑誌を眺めていて知りました。


江戸時代以降、公家や大名以上の武家の夫人方が好んでまとった柄だそう。


これは竪絽(たてろ)といって、縦方向に入ったレース状の透けた絽目が涼感を誘います。
絽の着物はだから、暑い季節のみ着ることができます。

クラシックな柄を現代でも可愛く着こなせるようにと見立てていただいた、お花の帯を合わせて。