ELEGANCE

気品あふれる日本女性の姿を見たいなら|上村松園展@京セラ美術館

先日、仕立て直しが終わった単衣のお着物と帯を受け取ってその足で京セラ美術館へ。

京都生まれの日本画家・上村松園の美人画の展示を見ました。



「一点の卑俗なところもなく、清澄な感じのする香高い珠玉のような絵こそ私の念願とするところのものである」



…その言葉の通り、眺めるほどに心が静まる気高さと清冽さをたたえている、松園によって描かれた日本女性たち。


現代の女性には現代の女性の美しさがある。

だけど昔の日本女性が持っていた、そして今の女性が持つことは叶わない種類の美が確かにあるということ、こういう絵を見るとあらためて知らされる感じがします…


上村松園は女性として初めて文化勲章を受賞した画家ですが、まず女性が仕事をもつこと自体が世間的にもなかなか認められないような時代、職業画家としてやっていくことはいまでは想像も及ばないほどの厳しさだったはず。


松園の描く作品が透徹したものであればあるほど、そこに彼女の並々ならぬ気迫を感じるようでした。



自分がお着物を着るようになったこともあって今回は、細かく描き込まれた女性たちの装いにも真剣に見入ってしまいました


お着物ってどうしても「知らずに破ってると恥ずかしいルール」がたくさん存在する気がします。


その少々窮屈なイメージが着物を私たちから遠ざける一つの理由かも?と思いますが、いまでこそ「特別な時に着るもの」と思いがちな着物だって、「日常の装い」であった頃はもっと自由な取り合わせで着こなしていたのかな〜と。⁡


とはいえ基本があってこその応用。
楽しめる範囲でお着物の勉強はしてゆこうと思います。♡